夏季休暇が終わってから数日後には当番弁護と被疑者国選の当番日が待っていました。
※当番弁護士制度とは、弁護士が逮捕された被疑者に1回無料で接見に行く制度です。
私の事務所がある尼崎は阪神エリアになります。
阪神エリアのルールでは、当番弁護は1日3件まで、被疑者国選は1日1件までは受けることになっています。
さて、私の当番日、当番弁護が3件入り、被疑者国選が1件入りました。
当日の私の動きです。
事件関係者自宅(夙川)にて打合せ→事務所(塚口)→西宮警察署(西宮北口)→事務所(塚口)→伊丹検察庁(伊丹)→尼崎南警察署(阪神尼崎)→事務所(塚口)→伊丹警察署(伊丹)→事務所(塚口)
当番弁護が3件、国選1件がフルで入ると、一日中、行ったり来たりです。
その間に打合せなどの通常業務もおこないます。
空いている時間に接見に行きますので、どうしても効率よく動くことができません。
しかも、1件の接見は通訳事件であり、前もって通訳人と時間調整をしていたため、その後入った件の接見場所が目の前にあるのに、遠く離れた場所に先に接見にいかなければなりませんでした。
休暇明けの体と頭には大変な一日でした。
尾藤
カテゴリー:法律コラム
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